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グアテマラの恐怖体験



96.Guatemara

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ふだん、きいたこともないような国、グアテマラ。
コーヒーで有名だが、コーヒーを飲んでいる人をみかけない国でもあった。

国境では、いままで出会ってきた「国境のヒト」より、ずいぶんと目つきが悪い人が目立つ。
グアテマラは前評判がおそろしい。
なにせ拳銃所持率世界一だからだ。
警戒に警戒を重ねた。それにしても暑い。

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ネギを売る少女に出会った。
8歳の少女は、私がネギを買ってもどうにもならないのを知ってか、すぐそばにいるのに声をかけてこない。
実際いくらお買い得といっても20円のネギを買って道端で調理でもしようものなら人だかりができてしまって危険。
商店で買ったコーラを飲みながら少女に声を掛けた、飲むか?と。
少女は頷いて椅子に座った。写真撮ってもいいかと聞いたら黙って頷いた。強い意志のようなものを眼光の奥に感じた。
しばらくして写真の彼女と格好も顔もまったく同じ子がやってきた。
やはり手にはネギをもっている。エルマーナ姉妹と言った。

姉妹と別れてすぐオイル店に立ち寄った。
中米に入ってはじめてのオイル交換になる。
もちろん道端で作業をする。外気は灼熱。メキシコとの国境も近い。

旅のゴールを当初の予定のロサンゼルスからカナダに変更したのは丁度このときだ。バイクの調子が良かったから。
この余裕と慣れこそが後々めんどーを招く。初心不可忘。

さてオイル交換だがヨーロピアンの高級オイルを入れた。
値段は日本で買うより2000円ぐらい安い。
値引をしてくれた店員さんにオイルの受け皿を借りた。

汗だくで地べたに横たわって下回りをチェック。
ほこりまみれだがオイル漏れ等の不具合はなさそうだ。

ブエノスアイレス空港でバイクに火を入れたとき白煙が吹いていた。
いまもエンジンの掛け始めに白煙を噴く。アクセルをもどしたときだ。これさえ無ければ完璧だった。
オイル交換しているすぐ脇を、大勢の人が通り過ぎていく。誰も声を掛けてこない。気候が暑すぎる。
その場に暫くほども立っていられない。それほど灼熱。

夕方、小さな町に立ち寄った。田舎の大きな村落といったところか。
人口5千足らずと思われる町に夕方立ち寄ると、おおぜいの人たちが町の中心部に向かって歩いていた。中心部には公園があり、人口密度に比べれば想像を絶する人通りが商店街に広がっていた。

コミダデチーノといえば中米名物中華料理である。
中米にはインディアンの血を引く人たちが多いので味付けはアジアだ。
よくメキシカン料理なんていうものが日本にあるけれどメキシコで想像通りのメキシカン料理は皆無であり、グアテマラの有名コーヒーも皆無である。
メキシコから北米に入っていけばハンバーガーばかりなので、しばらくたべられないアジア味がたべたかった。

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中華料理店の道端にバイクを停めて早速注文したのは日本円で300円ぐらいの焼き飯。
二合という超特大サイズのチャーハンは並盛り。
半分も食べられずタッパに詰めてもらっていると、外から声を掛けられた。

「このバイクは君のだろ?あわせたい人物がいるのだけど! 」
ベトナムのトゥクトゥクみたいな超小型タクシーに載った若者と、その仲間の運転手。
お持ち帰りのチャーハンをしっかり握りタクシーのあとをついていく。ふたりの眼をみる限り、殺気はなかった。「信用できる!」と瞬時に判断し走った先は、誰かの家。

バラックである。バイクのエンジンを停めた。タクシーもエンジンを切ると、そこかしこで人の声が聞こえた。真夏のお祭りの前のような盛り上がり。バラック近辺に電灯はなく、夕方すぎだというのに闇の世界。真っ暗だ。草の匂い。
タクシーの運転をしていたほうが早足にバラック小屋に入っていくと、人を連れてすぐに戻ってきた。
連れてきた人は私よりずいぶんと若い。
まだ10代と思われる男は、体つきもひょろっと芯ができ始めた。
闇の中に白目と手のひらがチラチラ浮かび上がる。なにか言っている。まったく言葉が通じない。

質問攻めにあった。
バラック住まいの男の作業ズボンの脇差には拳銃があった。ギャングか?いや、単なるバイク好きらしい。グアテマラは拳銃と並びバイクに関してもかなりの種類が流通している。
スズキにはじまりヤマモト、ホンダ、イソノ等。へんな銘柄はベトナムか中国製だろう。

そんなバイクのライダーである拳銃の彼から、ひとつのプレゼントをもらった。
バイクのナンバープレートだ。
そのナンバープレートは、紙片に包まれていた。
ナンバーを取り出し紙片を丸めたとき気づいた。紙片は数学のノートだった。彼の妹なのだろうか。彼が勉強するとは思えない。
「そいつを持ってホテルに帰るんだ」
そういうことだった。
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なんだかよくわからんが、私は礼をいった。
いまどこなのかまったくわからないが、タクシーの彼らも先にどこか行ってしまい、国道にでるのにマンホールのふたがないような穴ぼこにふたつはまりつつ国道に出た。

暗闇の商店街。
街頭が一切ないので店先にいる現地の人が、はっきりみえない。
普通の人なのにおそろしい雰囲気。暗闇に浮かぶ人の顔。
まったく見えないよりも、中途半端に見えるほうが怖く感じる。



宿に帰ると若いボーイがホテルの敷地内を案内してくれた。
敷地内にはパーティー会場があり、その裏の暗闇の草原に満月が浮かんでいた。何匹かのホタルもいた。
ルナとシータ。とスペイン語を教えてくれた。これで私の使用できるスペイン語は22語になった。
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深夜1時の怖い体験。
寝れずにビールなどを飲んでいるとシャワールームの方向から声がした。
窓があり、外から祈る声が聞こえるのだ。ときおり笑い声、礼拝所のような雰囲気だ。
懺悔でもしているのだろうか、小さな子どもがお祈りしている声、泣いているような声もした。

深夜2時。
トイレに立ったときも途切れず子供たちの声が聞こえた。
怖かった。布団を頭からかぶって寝た。気がついたら朝だった。
翌朝シャワールームの裏を見ると川だった。礼拝所などどこにもなかった。


そういえばグアテマラに入るとき税関職員に「20ドルよこせ!」といわれた。
ここに書き切れないほど中米の警官には賄賂を請求された。
なぜだ!と言い返したところ「いやなんでもない」と言うやつもいれば、言い返すとライフルをだすやつもいる。

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違法をおこすのが行政側だと、心底「人」を疑ってしまいたくなる。

しかし案外と行政が腐っている国の国民は、まるで別人のようにイイヒトだったりした。
世界はプラスとマイナスの比率が一緒である。


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Author:masatorakun
皆様、こんにちは。
大型バイクのハーレーダビッドソンで世界一周したときの日記を再現しました。
楽しんでいただけると嬉しいです。

*写真転用コピ等禁止予めご了承ください。

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