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スウェ-デン人 Swedish

9.Swedish persona

スウェーデン人のラッセおじさんと別れて数日後、再会することになる。GSで休憩しているとみなれたBMW。再び会うということは、よほどの縁がないと不可能。我々はなにをいうでもなく二台で走り出した。
彼はBMW1200R。性能的に劣っている私のハーレーを先行させてもらう、その走りは出会ったときから決まっていた。
朝から晩まで延々同じアクセルワークでスピードの差を出さないように走る。平均時速90キロ。15時間走ると、一日平均800㌔前後走ることができた。ただし、走りのペースをあわせてもらっている以上、ラッセの望みどおりホテルに泊まることもあった。

ホテルに泊まらない日はロシア人が観光名所で使っている綺麗な河川敷へ降りて行きキャンプをした。
まず谷へ降りていき、ラッセとオレは全裸で川に飛び込んだ。涼しい顔をしていながらも、じつは水面下ではひっきりなしに手足を動かし身体を洗うという、ワイルドなウソツキになった。そしてそのまま人に見つからない茂みに入ってキャンプをした。
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人種も年代も文化も違う人間と、互いに異国の地で不安と戦いながら生活を共にする。
世間体からいえば、とてもじゃないがお勧めできない状況ではあったが、思想の自由や発想の転換に今後とても役立つ気がする。
経験から学べることは学校の勉強より遥か上をいく。

最近の日本人の、白人のイメージというのは「自由」というより「大雑把」が先行するかもしれない。
しかし白人のなかにも当然優しいひとがいて、繊細な心をもつひとも大勢いる。
国によっては、と予め付け加えておくと、スウェディッシュは白人の良い部分(ここでいう発想の自由)と、日本人と同じような繊細さを合わせ持つ。
ラッセのおかげで私はスウェディッシュが大好きになった。

ラッセとはモスクワの手前で別れた。
彼はミネラルウォーター会社の社長といって名刺を渡してきて、スウェーデンにきたら家に来るように言われたが、旅の最中彼とふたたび再会することはなかった。

ラッセはスウェーデンの実家から中東を抜け、そしてモンゴルを走りバイカル湖で私と出会った。
遠い空間を走り抜けた私達はいまでも友達だ。
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Author:masatorakun
皆様、こんにちは。
大型バイクのハーレーダビッドソンで世界一周したときの日記を再現しました。
楽しんでいただけると嬉しいです。

*写真転用コピ等禁止予めご了承ください。

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