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イスラーム モロッコ

32.Moroc personas
モロッコという国は、国民の99%がイスラム教徒の国である。
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私は旅の出発前、あえて情報収集をなるべくおこなわなかった。
それは日本という国の保守的な部分にある。
外務省の情報によれば、そのほとんどの国が危険危険危険と注意を促していて、調べれば調べるほど旅などやめたくなるからだ。

ただ私は情報を調べないまでも命だけは落としたくないので、イスラム圏と南米だけはこまめに調べていた。
しかし南米のほとんどの国が超危険地帯の赤や黄色で示されていたので調べるのをやめてしまったのだ。
もちろんイスラム圏の国の情報も外務省から調べるのはやめた。
その他で面白い情報はないのかと、ネットでイスラム圏のことを調べていると、変な情報が目に飛び込んで驚いたことを今でも憶えている。
それは「男性はヒゲを生やしていないと誘拐される」という噂だった。
ヒゲを生やしていないとイスラム教徒に思われず大変危険だというのだ。
昨今のニュースをみていると、そんな噂も信じざるを得ないかと思い、私はヒゲをたくわえて旅に出たのである。

ところが実際のイスラム圏のモロッコはどうかといえば、そんな噂どこから出たのか不思議なぐらいみんな親切だった。


最初に話し掛けてきたのは羊飼いの少年だった。
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彼は私が牧草地で野宿することを危険だからと反対したが、私がどうしてもここで寝たいことを伝えるとナイフをくれた。
親父には内緒にしてあげるからと言って夕方別れた。
翌朝彼はその親父とヒツジを追いかけながら手をふってくれた。
おかげで良い眠りにつけた。



しばらく風呂に入っていなかったので川で水浴びをしようと飛び込んだのが大西洋。
近くの川で改めて風呂に入ろうとすると少年二人組が話し掛けてきた。
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私が真水が必要だということがわかると井戸まで案内してくれた。
三人して井戸で身体を洗った後、少年二人組は馬小屋に案内してくれ、高価なタバコを薄暗い中で一緒に吸った。

タバコといえばモロッコ人は「おまえタバコ持ってるか?」とほぼ確実に聞いてきた。
最初私はタバコが欲しいのかな、と思ったが違った。私がタバコを持っていないことを知ると「じゃあこれ、吸えよ」とタバコをくれた。
私は旅立つ前ヨーロッパの物価の高さを知っていたのでモロッコ当時も禁煙していたが、生活の厳しいモロッコ人がわざわざタバコをくれるという、これは断るわけにはいかずタバコを吸ったのである。

気がついたら馬糞だらけの馬小屋にぶっ倒れていた。
なにか入っていたらしい。
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またあるところでは水浴びしていた川底のヘドロに手こずって這い上がれないでいると、私の手をひっぱり助け出してくれた人。
この川には血を吸う巨大ヒルがいるからダメだと教えてくれたその人は、手に入れたばかりの携帯電話をずっと自慢してくれた。
モロッコ人は言葉を理解していないと分かっていながら話しかけてきたり、丁寧に道を教えてくれた。
大衆食堂でメシを喰っていても、目が合うたび挨拶してくるそんなモロッコ人に、私は嬉しくて笑みが止まらなかった。
最高の国だ!

ヒゲがないと誘拐される噂は完全に嘘だった。
噂ほどアテにならないものはない。
もし本当の事を知りたかったら自分の足で行って、目で見て確かめるしかない。
ましてその時どきで状況も違うとなれば情報はネガティブの材料になりえる。
だから私は情報を信じるのをやめた。
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ただ、道の状況だけはどうしても分からないので地図だけは頼りにしたのだが・・。

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Author:masatorakun
皆様、こんにちは。
大型バイクのハーレーダビッドソンで世界一周したときの日記を再現しました。
楽しんでいただけると嬉しいです。

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